サルナシの育て方

盆栽のサルナシは日当たりと風通しの良い場所で育てます。落葉樹なので、冬は葉が落ちますが春に芽吹きます。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、春と秋に緩効性肥料を施します。つるが伸びやすいため、剪定で樹形を整え、不要な枝は間引きます。1本で結実する雌雄同株と、雄木、雌木が必要な雌雄異株があります。植え替えは2年に一度くらい。落葉期に行い、根を軽く整理して新しい用土に植え替えます。

サルナシの育て方の基本の育て方

置き場所

日当たりと風通しの良い場所が最適です。果実を実らせるには十分な日照が必要です。

水やり

目安として春秋は1日1回、冬は2日に1回、真夏は2回水を与えます。

サルナシの育て方のお手入れ 年間作業

年間作業

肥料

2月(寒肥)と6月頃(追肥)に有機肥料を与えます。

病害虫

比較的強健ですが、アブラムシやカイガラムシがつくことがあります。見つけたら早めに除去・対策を。

剪定

つるがよく伸びるため、冬季(1~2月)に剪定して整理します。夏にも不要なつるを間引きし、風通しをよく保ちます。

植え替え

2年に1回を目安に植え替えます。落葉期の11月〜3月頃です。

冬越し

耐寒性が強く、特別な対策なしで屋外越冬が可能です。冬には地上部が枯れますが、春になるとまた芽吹きます。