黒松
マツ科マツ属
- 見頃
- 一年中常緑を楽しめます
五葉松に比べて葉が長く剛直なのが特徴です。男らしい盆栽として五葉松と人気を二分する盆栽の代表的な樹種です。丈夫なので日本全国で栽培しやすいです。
マツ科マツ属
五葉松に比べて葉が長く剛直なのが特徴です。男らしい盆栽として五葉松と人気を二分する盆栽の代表的な樹種です。丈夫なので日本全国で栽培しやすいです。
日当たりを好みますが半日陰や日陰でも環境に合わせて育ちます。風通しの良い場所に置いてください。基本は室外管理です。冬は風、霜のあたらない陽だまりがよいです。室内では冬は1週間、それ以外は2-3日を目安にして下さい。
乾き気味を好みますので表土が乾いたらたっぷりと与えてください。目安として春秋は1日1回、冬は3日に1回、真夏は2回です。
梅雨時と真夏を除く4-9月の間に月1回有機性の固形肥料を置きます。
アブラムシと松枯れ病の予防に殺虫剤を春から秋に3-4回散布します。
間延びした芽は付け根から切り芽切りをしなかったところは葉を3-4枚つけて切り詰めます。
休眠期に行いますが、太い幹や大きく曲げたいときは2月くらいからはじめます。曲付けのための針金は半年から一年はかけっぱなしにします。
4月に入ったら葉が伸び始める直前に勢いの強いものだけを半分におります。弱い芽は残します。
芽切りの目的は、春から伸びてきた新芽(一番芽)を切り、次に生えてきた二番芽を活かすことで、葉の長さを短く揃え見栄えを良くするるために行う作業です。 時期としては6月後半から7月頃に、目立つほど新芽が伸びてきたら新芽をすべて(小さいものも)根元から切ります。新芽の根元から鋏の刃一枚くらいのみを残すくらいの位置で、ハサミを水平にし、切り口が斜めにならないように気を付けて切ります。切り口が斜めになっていると、二番芽の生え方に影響します。
<芽切り前↓>
<芽切り後↓>
◎切る時の注意 ・古葉を傷つけると二番目が生えてこなくなる可能性があるので傷つけないように。 ・芽切りのハサミは切れ味のよいものを。きれいに切れているほど黒松へのダメージも少ないです。 ・樹に元気がなく、思うように新芽が伸びていない場合は、無理に芽切しないで状態をみてください。 ・葉すかしができてないものは、芽切しやすいよう葉すかししましょう。
■古葉がない場合
古葉がなかったり元気がない時に新芽を根元から切ってしまうと、次の芽が出てこなくなります。その場合は、新芽は根元から切ってしまわず根元から1cmくらい残して切ります。その後、二番目がでてきますので二番目を残していきます。
<芽切り前↓>
<芽切り後↓>
■枝が伸びすぎて不格好な場合
幹や枝が伸びすぎて切り詰めたい場合は、古葉を少し残した状態で、好みの場所で切ります。切った場所から二番芽がでてきます。
<芽切り前↓>
<芽切り後↓>
↑写真のように、古葉が残っている範囲であれば、新芽が生えている位置より下ので切り詰めることができます。
12月になったらすかすような感じで古い葉を抜き取ります。混み合っているところは新葉もカットします。11月になると自然に古葉を落としますので残った葉をピンセットで抜き取るとよいでしょう。葉数が少ない間は葉を切って揃えます。
3年から4年で植え替えます。4月上旬ごろから5月上旬の新芽が生えてくるころが植替え適期です。
黒松の曲げを楽しむ
幹が魅力です。
お手頃の文人黒松
針のような葉が特徴
黒松の特徴の荒々しい幹
四国特産の黒松
淡路黒松
樹齢70年 黒松大品 1点もの