長寿梅
バラ科ボケ属
- 見頃
- 四季咲き性で春と秋
長寿梅は、野ボケの一種で四季咲き性の落葉樹です。樹勢も強健で、初心者の方にも育てやすい品種です。「長寿梅」という名前から縁起がよいとされています。年に数回、葉が黄色くなり落葉しますが、すぐに新芽が出てきます。
バラ科ボケ属
長寿梅は、野ボケの一種で四季咲き性の落葉樹です。樹勢も強健で、初心者の方にも育てやすい品種です。「長寿梅」という名前から縁起がよいとされています。年に数回、葉が黄色くなり落葉しますが、すぐに新芽が出てきます。
日当たりを好みますが半日陰や日陰でも環境に合わせて育ちます。風通しの良い場所に置いてください。基本は室外管理です。冬は風、霜のあたらない陽だまりがよいです。室内では冬は1週間、それ以外は2-3日を目安にして下さい。
水切れに弱いので表土が乾いたらたっぷりと与えてください。春秋は1日1-2回、冬は2日に1回、真夏は一日2-3回が目安です。
真夏をのぞく4月から10月の間に月1回有機性の固形肥料を置きます。月1回の置き肥が望ましいですが、徒長枝がよく伸びるのでこれを放置すると古い枝が枯れるため管理が行き届かない場合は肥料を少なめにします。
年間を通じて芽吹くのでアブラムシ対策に殺虫剤を春から秋に定期的に散布します。
2-3芽を残して切り詰めます。長く伸びた枝には花芽がつかないので、伸ばして切るの繰り返しで形を作っていきます。
花がさき終わってそのままにしておくと結実して木におおきな負担がかかります。咲き終わったものから花がらごと摘みとってください。
1-2年で植え替えます。9月から10月が植替え適期です。
長寿梅は夏の暑さなどで水切れ等の危険を感じると、水分の蒸発を抑えようとして自ら葉を落とします。他の植物と比べて葉を落とすのが早いので、枯れてしまったのではないかと不安になる方も多いですが、まだ枯れていないケースがほとんどです。とはいっても水が足りない状態ですので、すぐに水を十分に水を与えて(500ml~1Lくらい)、日の当たりすぎない場所に避難して様子を見てください。しばらく(約2週間ほど)するとまたきれいな葉が生えてきます。
※夏の暑い時期には、輸送中に気温が高くなり葉を落としてしまうことがございます。宅配便で盆栽が届いたらお水をたっぷりとあげてください。
水が少なくなると、まず葉が黄色くなって落ちます。
葉のなくなった状態
枯れているかの見分け方といたしましては、枝先の方を切ってみて、断面が薄緑色をしておりみずみずしい感じであればその部分は生きています。白っぽく乾燥していれば枯れてしまっています。枝自体にしわが寄っている場合も枯れている可能性が高いです。
4月の姿
小さい長寿梅
白花長寿梅
梅雨時期の姿
蕾がたくさん
石付き長寿梅
古い株の長寿梅
秋冬の姿