五葉松
マツ科マツ属
- 見頃
- 一年中常緑を楽しめます。
もともと高地に自生し、厳しい寒さに耐えて育つ丈夫な木のためとても育てやすく、初めての方にも盆栽の楽しさを存分に味わえる樹種です。また、針金をかけることでいろいろな樹形をつくり、古さとともに風格がでてくる樹なので初心者からハイアマチュアの方まで幅広く楽しめる盆栽です。
マツ科マツ属
もともと高地に自生し、厳しい寒さに耐えて育つ丈夫な木のためとても育てやすく、初めての方にも盆栽の楽しさを存分に味わえる樹種です。また、針金をかけることでいろいろな樹形をつくり、古さとともに風格がでてくる樹なので初心者からハイアマチュアの方まで幅広く楽しめる盆栽です。
葉がたくさん生えて密集します。風通しの良い場所に置いてください。陽の光を好みますので日当たりの良い場所を選びましょう。室内で鑑賞する場合は春から秋は3日を限界に、冬は1週間程度を目安にしてください。エアコンの風が直接あたらないようにします。
やや乾きぎみに。目安として春秋は1日1回、冬は3日に1回、真夏は2回、表土が乾いたら与えて下さい。
梅雨時と真夏を除く4-9月の間に月1回有機性の固形肥料を置きます。
混みあった葉にアブラムシやダニが発生することがあります。こまめに殺菌して予防します。
目立って伸びてきたところや余計な小枝、葉をハサミで切ります。そのままにするとバランスの悪い姿になりますので全体を眺めて輪郭から飛び出している枝や混み合っている枝を剪定します。
休眠期に枝葉を整理してからかけます。針金は1年くらいかけっぱなしにします。
葉をすかすような感じで古い葉を抜き取ります。混み合っているところは新葉もカットします。11月になると自然に古葉を落としますので残った葉をピンセットで抜き取るとよいでしょう。
樹が古くなるにしたがって植え替えのサイクルを長くします。若木で3年目安です。赤玉土7:桐生砂3の割合の用度を使用します。伸びた根は半分くらいにカットして新しい鉢に植え込みます。
春から伸びてきた新芽が揃ってきたら古葉とりをはじめます。葉が込み合うことで、風通し、日当たりが悪くなり害虫や病気の原因にもなりますので、しっかりと取っていきましょう。茶色くなってきた葉を指かピンセットで他を傷つけないように引っ張ってとっていきます。
古葉が茶色くなる様子をみて、枯れてきたと思う方のおられますが、古葉であれば茶色くなっていくのが普通です。中の新しい芽が元気で青々としているようであれば大丈夫です。
五葉松は古い葉が残っていると、茶色くなり手で引っ張ると簡単に取れます。中の葉はきれいな緑色をしています。これは枯れている訳ではないのできれいに取り除いてあげてください。葉が込み合っている時も、余分な葉を落とすことがあります。ですが、徐々に色が悪くなって全体に茶色くなっていっている場合は枯れていっている可能性が高いです。原因として多いのは水不足ですが、松の場合、日光が不足している場合も枯れていくことがあります。適度な日光(最低でも1日3時間くらい)とたっぷりのお水をあげてください。
※夏の暑い時期には、輸送中の高温で葉が落ちることがございますので、届いたらすぐにたっぷりお水をあげてください。
古葉の部分が茶色くなっている状態
茶色く枯れてしまった状態
枯れているかの見分け方といたしましては、枝先の方を切ってみて、断面が薄緑色をしておりみずみずしい感じであればその部分は生きています。白っぽく乾燥していれば枯れてしまっています。枝自体にしわが寄っている場合も枯れている可能性が高いです。
枯れていないようであれば、屋外の半日蔭に置いていただいて、お水をたっぷりとあげてください。お水は最低でも1回に500mlから1リットルくらい必要です。置き場所は屋外の半日蔭が望ましいです。その際に、石やコンクリート、エアコンの室外機の上やエアコンの室外機の風の当たる場所は避けてください。棚は木の素材のものか、熱のこもらないラックのようなものがいいです。弱っている場合には活力剤なども効果があります。