苔玉
せん苔類
- 見頃
- 苔は一年中の緑を楽しめます
草や樹を用土でかためて周りをコケで包んだ苔玉は癒しの植物として人気があります。苔玉に用いられる苔は、山苔(ホソバオキナ苔)、スナゴケ、ハイゴケがあります。

せん苔類
草や樹を用土でかためて周りをコケで包んだ苔玉は癒しの植物として人気があります。苔玉に用いられる苔は、山苔(ホソバオキナ苔)、スナゴケ、ハイゴケがあります。
植え込んでいる樹や草によりますが、なるべく外気に触れる場所が適しています。冬場は木が休眠するので長期で室内に置いても問題ないですが、夏場は長くて1週間程度にします。また冷暖房の風が直接あたらないようにします。 水が受け皿にずっと溜まっていると根腐れしたり、苔が茶色くなってしまったりしますので、気を付けましょう。
コケに湿り気がなくなってきたら水を与えます。夏場はバケツに水を入れてドボンと1分ほどつけこむと中までよく水が浸透します。目安としては、水につけた時に空気の泡が出てきますので、その泡がなくなるまでしっかりとつけてください。
苔玉の植物部分に元気がないと感じたら、春や秋の成長期に薄めた液体肥料を水やり代わりに使ってください。ただし強い肥料は苔を傷める可能性がありますので、様子をみながらご使用ください。基本的には肥料なしでも育ちます。
植物に害虫や病気が発生することがありますので、定期的にスプレーを散布しましょう。
苔が伸びたらハサミで軽く刈り込むと美しい形を保てます。苔が乾燥して茶色くなった場合は、少し湿らせた状態で明るい日陰に置くと回復することがあります。
植物は元気なのに苔だけがかれてしまったら、苔だけを張り替えることができます。苔は、ハイゴケや山苔、しっぽ苔などを使います。苔玉にかぶせて黒い木綿糸で巻いてください。
苔玉でなく、鉢に植え替えてもOKです。固まっている根を少しほぐして盆栽の土(硬質赤玉土など)をいれて植え替えてください。