水やりのすべての疑問と問題が解決するたった一つの魔法の言葉

どれくらい水を与えればいいか初めはわからないですよね。
僕もよくわかりませんでした。

不十分で枯らすこともありました。

盆栽本を読むとどの本にも「乾いたらタップリと与える」と書いてあります。

これではわからないですよね。

たっぷりってどれくらいなの!
どこに水かけるの?
何でかけるの?
どの高さからかけるの?

次から次へと疑問がわきます。
そしてわからないまま自分流に水やりして枯らすことに。。

そんな問題を解決するのがこの言葉です。

「水をやろうと思うな 空気の入れ替えだと思え」

はじめて水やりを教わった時に師匠に言われた言葉です。

盆栽に水を与えるのではなく水で土中の空気を入れ替えよと、

そう思って水やりするとどうなるか。

水で古い空気を押し出して新しい空気を入れるわけなので、
さっとかけただけでは無理ですよね。

結果たっぷり与えることになります。

一度かけただけで空気入れ替わったか不安ですね。

結果しばらく置いて2度3度水をかけることになります。

霧吹きで水かけて空気入れ替わりますか?

じょうろで与えないとダメですよね。

葉っぱにだけ水かけても空気入れ替わりません。

高いところから拡散したシャワーでかけて十分ですか?
株元にしっかりと与えたほうが空気入れ替わりますよね。

そういうわけですべての水やりの疑問が解決する魔法の言葉なのです。

「水をやろうと思うな 空気の入れ替えだと思え」

今でも水やりのときは空気入れ変わったかなと思いながらやっています。

あなたも今日から水やりをやめて空気の入れ替えをしてみましょう。

きっと盆栽たちは元気に育ってくれるはずです。

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この記事を書いた人

速水秀樹

速水秀樹
学校を卒業したのちに機械部品の製造会社に就職。いわゆる町工場で旋盤やマシニング機械を操作し、日本のものづくりにたずさわる。もともとの工作好きが講じて、何か自分で無機質でないものを作ってみたい衝動にかられ退職し、盆栽妙のスタッフとして働きだす。将来は盆栽を創りだしたく現在、必死に樹の管理をしながら、技術を修行中。
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