滋賀県の県木県花はシャクナゲとモミジ
滋賀の花 <シャクナゲ>
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花の女王ともいわれるツツジ科の植物で、本家のツツジにまけない種類と人気を誇ります。
4月半ばから5月に開花します。
昭和29年2月に郷土の花に決まりました。蒲生郡日野町鎌掛の「シャクナゲ」は昭和6年、天然記念物に指定されています。
シャクナゲとは漢字では石楠花、石南花と表記されます。
主に低木ですが、高木になるものもあります。日本ではその多くのものがツツジと称されます。
分布は、北半球の亜寒帯から熱帯山地まできわめて広い範囲に分布されています。南限は赤道を越えて南半球のニューギニア・オーストラリアにまで達しています。
派手で大きな花に特徴があります。花の色は白あるいは赤系統が多いですが、黄色の場合もあります。
シャクナゲは常緑広葉樹にも関わらず寒冷地にまで分布しています。
滋賀のシャク石楠花など、いずれも4月半ばから5月中旬が見頃です。
滋賀の木 <モミジ>
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滋賀県の県木…モミジについて
モミジ(紅葉、椛)はカエデ(楓)の総称で、楓の中で特に紅葉の美しい種類を「モミジ」と呼ぶ説があります。
県民投票にて、昭和41年10月に滋賀県の県木に決まりました。
永源寺が特に有名ですが、他にも滋賀県内には古くからモミジの名所がたくさんあります。
日本では、鮮やかな紅葉の鑑賞の対象とされ、庭木、盆栽に利用するために種の選抜及び、品種改良が行われてきました。
人気を博し、西洋の美意識による品種も作られ「西洋カエデ、モミジ」として逆輸入もされています。モミジは海外ではカエデ、カナダではメープルシロップが有名ですね。このように日本では紅葉として有名ですが、海外ではカエデとして食用に使われたり、園芸にも使われています。
滋賀県は、琵琶湖を取り囲み、琵琶湖を背景にした紅葉を見る風景は最高にきれいだと言われています。
滋賀県内の多くの場所で紅葉のライトアップが行われ、有名な観光名所も多数あります。
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