盆栽をする上で避けては通れない戦い

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盆栽を育てるって平和なことでは?

なんて思われたかと思います。

確かに、楽しいし幸せになれるし良いことも多いですが、

それでも戦わなければならないことがあるんです。

ベランダに並べた毎月増えていく盆栽と道具。
嫌な顔をする奥さんとの戦い?

それは確かに強敵ですが。。

しっかり盆栽の素晴らしさを説明して
理解してもらって下さい。

違うんです。もっと話しの通じないやつらです。

やつらは集団でやってきます。

かわいい盆栽に忍び寄る緑の悪魔です。

そう。

アブラムシ

避けては通れないです。

害虫でいちばん目にする機会が多いです。

とくに春先は戦争です。

新芽や新さやに集団で攻撃してきます。

実際は植物の汁を吸っているのですが、

植物の成長を阻害され樹がよわってしまいます。

弱くなった樹は抵抗力が弱くなりますので、
病気になったり枯れたりしてしまいます。

毎日の水やりでよく観察してください。

けっこう見逃してしまいます。

葉が丸く縮まったり、アリが寄ってくるようだと、

アブラムシがいる可能性が高いです。

高温が苦手なので真夏はあまり見かけませんが、
春秋には注意です。

いる!って気がついて殺虫剤がなかったら?

冷蔵庫から牛乳を取り出して霧吹きに入れたら
アブラムシに吹きつけましょう。

牛乳が膜を張ってアブラムシを殺してくれます。

もうすぐ春。

戦いがはじまります。

負けないようにがんばりましょう。

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この記事を書いた人

速水秀樹

速水秀樹
学校を卒業したのちに機械部品の製造会社に就職。いわゆる町工場で旋盤やマシニング機械を操作し、日本のものづくりにたずさわる。もともとの工作好きが講じて、何か自分で無機質でないものを作ってみたい衝動にかられ退職し、盆栽妙のスタッフとして働きだす。将来は盆栽を創りだしたく現在、必死に樹の管理をしながら、技術を修行中。
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