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山形県の人の性格を想像した時に、ある程度の年齢の人であれば「誠実で我慢強い、堅実家」と言う印象が浮かぶのではないでしょうか？
これはひとえに、日本ドラマ史上に残る大ヒットを記録したNHK朝の連続テレビ小説「おしん」のイメージに他ならないでしょう。
思えば、東北はNHKの朝ドラと縁が深く、岩手県を舞台にしたあまちゃんの大ヒットも記憶に新しいですね。
誠実・我慢強い、と言う山形県の人の性格は決しておしんのドラマだけのイメージではありません。
山形県のお隣秋田県には「嫁をもらうのなら山形県からもらえ」と言う言葉があるほど、良妻として山形女性は認知されているのですね。
秋田美人を差し置いて、嫁をもらうのならお隣の山形からもらえ、と言うのですから、それほどの期待が山形の女性にはあるのでしょう。
しかし、反面山形県酒田の家庭には「娘3人もつと家がつぶれる」と言う言葉も伝わっています。
実は酒田の人たちは見栄っ張りで、冠婚葬祭もとても派手。娘の嫁入りの際にはお金に糸目をつけず豪華に執り行う傾向があります。
そうした風習から、この言葉も生まれたのかも知れませんね。
ここで疑問に思ってしまうのが、酒田の人たちの「見栄っ張り」な性格、そしておしんに代表される「誠実で我慢強い」性格。
相反するこの二つのイメージが、何故山形県の人の性格には混在してしまっているのでしょう。
今でこそ一つの「山形県」となっていますが、元は庄内・新庄・山形・米沢と言う４つの藩が統合されて山形県が成り立ちました。
一つの県になったとは言え、元々違う「国」であった４つの地域の人々、性格や風習が違うのも当然と言ったところでしょうか？
また米沢地域では、日本有数のブランド牛「米沢牛」を有し、山形市では「花笠祭り」「芋煮会」などが知られているなど、東北6県の中でも全国的な知名度は高いと言っても良い山形。
かつては誠実で我慢強く、清貧なイメージが根強かった山形県の人の性格ですが、そのイメージそのものも時代の流れとともに変わっているのかも知れませんね。
近年、山形県の女性のイメージは某テレビ番組の「あき竹城」さんのイメージが根強いかも知れません。
気さくでおおらか、明るく包容力のある女性像。そんなところもお隣秋田県から是非嫁にもらいたいと言われている所以なのでしょうね。
基本的にはやはり、我慢強く誠実な山形県の人の性格は、他県の人から見ても好印象で付き合いやすい県民性。
保守的な印象もありますが、粘り強く勤勉な様はやはり「おしん」のイメージそのものです。
- 誠実で我慢強い人におすすめなのがりんごの盆栽です。しっかりと肥料をあたえ、水切れしないように育てなければりんご実がなりません。また実がなっても鳥に食べられたり、またなりすぎると体力を使いきってしまい来年実がなりません。たわわな実をならせるためにもう我慢の連続です。誠実に我慢強い人でなければりんごの盆栽は楽しめません。まさに山形県人にはぴったりのりんごの盆栽です。
- 山形県のシンボルである花や樹を知っていますか？盆栽をはじめるのに一番最初に選ぶ樹は故郷の樹ってのもいいですよね。山形県の花のシンボルはベニバナだったりしますが樹はなんでしょうか。
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