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越水で夏場の水やりを乗り切る方法

初心者の初めの高いハードル 夏場の水やり。越水で水やりの負担を軽減できるかも!
高村雅子
高村雅子
盆栽妙 店長
  • 更新日:19.08.14
  • 投稿日:19.08.05
越水で夏場の水やりを乗り切る方法

初心者は夏場を乗りきれるかどうかが盆栽を続けるポイントです。鉢の小さな盆栽はどうしても一日数回の水やりを必要としてしまいます。理由は乾燥するからです。ということは盆栽をいかに乾燥させないかということが対策として必須です。今回は夏場の対策としてポピュラーな越水についての方法を解説します。

夏場の水やり

初心者は夏場を乗りきれるかどうかが盆栽を続けるポイントです。
鉢の小さな盆栽はどうしても一日数回の水やりを必要としてしまいます。理由は乾燥するからです。ということは盆栽をいかに乾燥させないかということが対策として必須です。
プロは盆栽のそばにずっといるので水やりの仕方も違います。働いていたり、盆栽のそばにいれる環境にない一般の人は水やりの仕方はプロを安易にマネてはいけません。盆栽を作る水やりと盆栽を枯らさない水やりは方法が違います。経験が浅い人はまず盆栽を枯らさない水やりをマスターしましょう。

水やりをできないときは腰水が効果的です。数日なら水をやらずに過ごせます。

盆栽の水切れを防ぐ「腰水」


必要な道具はホームセンターで手に入る園芸用トレーを用意するだけ、管理する盆栽が置ける大きさのトレーを探しましょう。
いっぱい盆栽がある場合はトレーを何個か必要です。


トレーに盆栽を置きます。


水を注ぎます。置いた鉢が軽く水に浸かる程度、おおよそ鉢の4分の1程度が水にひたるようにします。
入れ過ぎると鉢の中まで水が浸水して根が呼吸できなくなるので注意してください。


置き場所ですが、夏場では一番気温の高い日中の炎天下にさらすと水が高温になり熱湯になってしまいます。根を痛めるばかりか枯れてしまいかねないので、水やりができずに腰水をした場合は涼しい日陰に置くようにします。
まったくの日陰や暗い場所でも大丈夫です。数日程度ならまったく太陽の光がなくても生育には影響しません。
 

やばい ! 水切れかなって思ったら

水やりを忘れて外出してしまった。帰ってくると葉っぱがしおれている。土も真っ白でカラカラだ。そんなときはどぶ漬けが効果的です。やり方は簡単。

たらいやバケツに水を入れて盆栽をつけこむだけ。ブクブクと鉢から空気の泡が出てきます。そのまま1時間程度漬け込むとしっかりと水が土や根に浸透します。

どぶ漬けは普段のお手入れにも効果的です。ジョウロで水を与えるよりしっかりと水やりできるので、できるなら夏場は毎日やりたいぐらいです。
また、タライに入れた水にハイポネックスなどの液肥をまぜてドブ漬けすると雨の多い季節など置肥ができないときに便利です。

水苔や自動潅水を使って不在時などに乾燥対策する

まとめ

盆栽に水分を与える方法は色々あります。ひとつ理解をしてほしいのが、盆栽を作っていく水やりと盆栽を枯らさない水やりは方法が違うということです。盆栽を作ることを主眼として水やりを考えると、根の成長を促進させるためギリギリの水管理をしたり、乾燥を承知でわざと水はけのよい土を使用したりと状況に応じて水やりをコントロールします。これは上級者や盆栽職人など樹をよく知り経験がないとできることではありません。初心者の方や経験が浅い人はまず盆栽を枯らさない水やりをマスターしましょう。

今回ご紹介した方法は、盆栽を枯らさないための緊急措置的な方法になります。腰水などはずっと続けると樹に良くないどころか最悪枯れてしまうこともあります。また樹種や地域の気候によっても違いがありますので、いろいろと試してみて最適な水やり方法を見つけて盆栽生活を楽しんで下さい。

この記事を書いた人

高村雅子
高村雅子
福井県出身。関西学院大学卒。雑誌・書籍・ウェブ・携帯サイトの編集に従事。その後、日本の映画・放送・アニメーションなどのコンテンツ産業を国際競争力ある産業とするNPO法人にて広報、戦略室業務などを担当。その後、出産を経て夫の転勤に伴い香川県に移住したことをきっかけに盆栽を知る。日本の伝統文化である盆栽の奥深さを世の中に伝えたく盆栽総合情報サイトの立ち上げに参画。編集長に就任する。

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