カキノキ科

見頃
5月の花 10月の実

老爺柿や豆柿といった品種が盆栽でよく用いられます。実の形や丸いものから先がとがったもの、色もオレンジ色や黄色と品種によって多彩です。実をつけるには雄木との受粉が必要です。近くに柿の木があれば虫が花粉を運んでくれますが、ない場合は人工授粉をします。

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柿の基本の育て方

置き場所

夏は日差しがきつすぎる場合はネットで50%ほど遮光して風通しの良い涼しい場所に置きます。その他の季節は日当たりの良い場所で管理します。室内で鑑賞する場合は夏は3日冬は1週間を目安に、鑑賞後は室外で管理します。

水やり

夏場に水が少ないと実がならない原因になります。乾燥しきる前に多めに与えます。実がなっていても木全体に散水してください。簡単に実は落ちませんので。

柿のお手入れ 年間作業

年間作業

剪定

葉が落葉したら樹のバランスを整えるために不要な枝をカットします。

植替

2年に一度、水はけが悪くなったら秋ごろに植え替えます。その時期を逃すと3月中旬にします。用土は赤玉土を使用するとよいでしょう。幹を傾けたり角度を変えて植え付けるとイメージが変わります。

摘果

実が多くなると、木に負担がかかりので、ちょうど良い多さに樹自身が調節し、実を自然に落としますが、観賞用に大きく確実な実をならすためには、まだ多すぎるときは、実をもぎます。

針金かけ

春の枝がやわらかいうちにかけて冬に形を整えます。

交配

花が咲いたら、雄木を用意して近くに置きます。普通は虫が飛来して受粉するのですが、確実に受粉させたい場合は雄花の花弁からおしべを取って雌花にひっつけます。

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